[SIJ: 22045] 春のお彼岸円坐・彼岸タクシー ご案内

premi ptproduce @ bca.bai.ne.jp
2022年 3月 18日 (金) 23:19:23 JST


みなさまへ。

 

一昨日と昨日は「徳島相聞茶堂」でした。

いつもは生駒石切で開催していますが、このたび初めての他県遠征となりました。

 

大阪千代崎から車二台で出発した10名の坐衆は、淡路島、鳴門を経て徳島の山間部を走り、

途中月ヶ谷温泉の吊り橋を渡り、5時間後徳島県上勝町旭にある宿泊施設「山の楽校・旭」に着きました。

 

旭を一人で切り盛りしている「溜(ため)ちゃん」は、ご自分の田んぼも世話し、古民家リフォームも手がけ、

頼まれれば何でもやってのける頼もしい男です。

昨年の夏の上勝出稽古では「溜ちゃん×仁美対談影舞」でシュールな縁坐舞台を見せていただき、皆を沸かせました。

彼は、我々一坐が敬愛とつながりを感じる四国阿波の国の「円坐影舞連中」であり、人生の道連れ仲間です。

 

そして過去数十年のご案内で何度もご紹介したおなじみの盟友、

「パンツからナポレオンまで」何でも手がける「武市笑店」店主の「卓ちゃん」、

さらに椅子の形の積木「てるぺん」を生み出した上勝の守り神「田上(たうえ)さん」。

 

彼らは生涯を通じて上勝町の土着の精神文化を根底で支えてきました。

人と人との絆を切断する一面的な物質文化と対峙し、最後まで仕合う覚悟と

人間的な素朴な魅力を合わせを持つ三守将、「上勝三羽ガラス」です。

 

今回も三人から温かい関わりを頂きました。

田上さんにはてるぺんの工房を親しく見せていただき、

卓ちゃんは坐衆のお一人が求めた都会にはない地下足袋を仕入れに走ってくれ、

溜ちゃんは地元のつながりを生かして二日目の山犬嶽影舞出稽古をスムーズに実現してくれました。

 

上勝町旭は我々一坐にとって 「円坐影舞の里十選」 の筆頭を飾る日本の魂のふるさとです。

 

来月の4月5,6,7日には、有無ノ一坐は溜ちゃんとともに彼のご実家がある高知県室戸市へ名残りのの出稽古ドサ廻りに伺う約束です。

 

円坐舞台は人と人とのつながりを走る目に見えない舞台です。

この走る動きを名付けて「彼岸タクシー」と呼ぶことがあります

 

この世は、人のつながりでできた心と魂の世界であると思います。

「きくみるはなす円坐舞台」は、我々の短い人生に、

この現世をともに生き抜く筋の通った貴重な仲間との付き合いが生まれ、広がってゆく舞台です。、

 

有無ノ一坐は30日の愛知・常滑出稽古で 「たえさん」 に会いに往き、

5月には高知のさらに奥、四万十へ、季節の産物を毎月送り続けてくださる 「たけちゃん」 に会いに往きます。

 

ただ会いたくて、

ありがとうと言いたくて、

これからもぜひ交わりたくて、

その人が住んでいるその場所に、

この身体を運んで往くということ。

その人と、その人が成り立ったふるさとを訪ねて、

きくみるはなす円坐舞台という「境界の旅」をすること。

 

それが三世を貫いてまっとうして往く有無ノ一坐の仕事です。

 

 

 有無ノ一坐 橋本久仁彦(Sw.Deva Premi)

 

 

 

21日は春のお彼岸円坐、通称「彼岸タクシー」を行います。

残席ひとつありますのでご案内いたします。

 

・・・

<<此の世>> と <<彼の世>>の『境界』とは精華であり、

時間の淡くなった空間性で、つながり 生き始めること、

でもあり、

そうやって豊かな人生への華がひらくのかもしれない、

と、思い始めています。

 

先日、雪があがった湖畔を歩いていた時、

琵琶湖は、それはとても輝いていました。

あの世の風景はこんな感じなのかなぁ、と思いました。

そこには、懐かしの面影の人達がいっぱい待っていて、

賑やかで、明るくて、楽しくて、

決して、遠くはなく、

まるで「まっとうけん、来てよ」と笑ってるみたいな、

 

あの世は実はすぐ目の前にあるものなのかもしれない、

と、ふと、不思議と近い!と、感じました。

 

さて、彼岸円坐とは、

いったいどんな舞台なのでしょう・・

 

この世とあの世を見渡す境界に身を置いて、

彼此の世を縦横に映し合って、

ご縁に坐す円坐舞台でもあり、

ほんの数人で「彼岸タクシー」に乗り合い、

西を目指します。

 

目的地は未定、ミステリー円坐旅です。

 

お彼岸にお会いしましょう!

 

ご縁をお待ちしております。

 

有無ノ一坐 松岡弘子

 

 

<< 春のお彼岸円坐 開催要項 >>

◇ 日時 令和4年3月21日 (月祝) 10時〜18時30分

◇ 集合 JR高槻駅 ◇ 解散 JR桂川駅

◇ 参加費 一万円 ◇ 募集人員 数名

◇ 守人 橋本久仁彦・松岡弘子

◇ 主に道中は車で移動となります。

◇ お昼は軽食をご用意いたします。

◇ お申込み・問合せ soumon.enza @ gmail.com 松岡

 

 

 

明日あさっての19,20日は千葉に「筋を通しに」参ります。楽しみですぜ^^

 千葉・円坐攻究皆~背水の陣~https://fb.me/e/ZMlVWqUQ

 

22日 影舞山月記(鬼)第2回

 

26日 円坐 死ぬほどのことじゃない<壱>

守人:橋本仁美・池上利也

場所:静岡県浜松市森林公園森の家

(住所 浜松市浜北区根堅2450-1)

申込・問合先:toshiyan.aqua☆gmail.com(☆マークを@に変えてご使用ください。)

案内文:https://umunoichiza.link/734/

 

30日 愛知・常滑名残りの出稽古ドサ廻り

 

4月2,3日 生駒石切円坐舞台守人十六番稽古

 

 

 



SIJ メーリングリストの案内