[SIJ: 20976] 相聞茶堂@石切~きくの節句 ご案内

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2020年 9月 30日 (水) 12:05:16 JST


皆様へ。

 

涼しくなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 

僕は、20名の円坐守人達と6台の車列に分乗して、西へ東へと駆け巡った「関ヶ原古戦場円坐」の余韻がいまだ抜けず、忘れがたく、

何かはっきりと、自分にとっての大きな出来事を終えたように感じ、次のご案内のこともすっかり放念しておりました。

 

関ヶ原という土地の名前、関ヶ原の戦いという故事をそれなりに考えたつもりで現場へ向かいましたが、その地で円坐を、影舞を仕合うということ、

日本の各地から参集された守人社中の胸をお借りし、有無の一坐渾身の縁坐舞台をもって立ち向かうという出来事は、僕にとっては時間と空間の感覚が融け去り、

僕自身の関ヶ原が、僕の人生の中に忽然として立ち上がり、本当に息づき始めるという出来事となりました。

 

今ようやく皆様に向かって、そして自分自身が有る「この世」に向かって、再び仕え、事を運び、「自」を「分」とし、運ばれた出来事をよく「身分けて」、

新たな構えを生きて往きたいという思いを言挙げすることができます。

 

標記の 「相聞茶堂@石切 ~ きくの節句」は、明日執り行われます。

僕にとりましてはまさに今が、お知らせるする正しい時節であるように思われます。

 

お陰様で心静かに参ります。

 

 

心こそ軍(いくさ)する身の命なれ

 

        揃ゆれば生き  揃わねば死す 

 

                           島津日新斎

                  

                    

石切相聞茶堂 守人  橋本久仁彦(Sw.Deva Premi)

 

 

 

 

 

みなさま

 

こんにちは。

 

大阪北部は突然の夕立ちでした。

こちらに向かって来る雨雲は速く、

数メートル先の神社の辺りが大雨でしたが、

一気に土砂降りになり雨宿りに飛び込んだ花屋で、

色々な菊の花が束ねられた仏花を一つ、買いました。

 

江戸風情という朝顔が、9月になってようやく咲き始め、

短い夏とあきらめていた矢先絞りの青に夏の名残りです。

 

 朝顔や つるべ取られて もらひ水

 

秋といえば菊ですが、朝顔も秋の季語でもあるそうです。

 

さて、来月の十月朔日。

秋の石切で、菊の節句を祝う「相聞茶堂」をひらきます。

 

石切さんの参道で石切名物の蓬うどんを食べて、

石切さん詣をしたり、秋の石切を散策しながら、

自分たちのお百度石をみつけ、

歩きながら聞く節句〜お百度未二観や影舞、

そんな、秋の石切「相聞茶堂」の一日です。

 

先日見た上石切神社のお百度参りを思い出しています。

 

一見、同じ場所をまわってる様で、

一周目と二周目、そして百周目は、

まったく違う景色なのではないか、とはっとして、
「これって未二観と同じなのではないか」と、

心の中で、ひとり言をつぶやいたら・・


ふと、此彼を超えた祖父母のお百度を思い出しました。


聞く事とは、

お百度石を千度まわっているうちに、

知らず知らず彼此の岸にかかる橋を、

渡り越えていく事なのではないか、と思います。

 

 

それでは、

ご縁ある方のお越しをお待ちしております。

 

石切相聞茶堂 守人 松岡弘子

 

 

< 「相聞茶堂」@石切 ~ きくの節句 開催要項 >

 

◆ 日 時 :  令和2年10月1日 10:00~17:00頃

◆ 場  所 : 大阪府 東大阪市 石切にて

◇ 守 人 : 橋本久仁彦 松岡弘子

◇ 参加費 :  10,000円

◇ 定 員 : 少人数

◇ お申込 :  <mailto:soumon.enza @ gmail.com> soumon.enza @ gmail.com 松岡まで

 

 

 



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